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トラストなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

2016年12月08日 15:00

環境に慣れつつある今回、朝日杯FSが試金石となりそうなトラスト(撮影:井内利彰)

 今週の栗東は朝起きてみると、地面が濡れていたという日はあったが、その雨量はごく少量。それより気になるのは、徐々に冷え込みが厳しくなってきた気温。7日は朝一番で1℃だったし、8日も冷え込んだ。

 これに関連して、陽が高く昇った時間帯でも空気が冷たく、汗をかきにくくなってきた。体調が良くて飼葉食いが良好な馬ほど、これから頭を悩ませるのが、馬体が絞りにくいということ。実際、そういった声を聞くようにもなってきているだけに、これからはレース当日の馬体重をいつも以上に注意した方がよいかも知れない。

【坂路/4F51.9秒】
 7日。一番時計は4F50.3秒のビップライブリー(栗東・清水久詞厩舎)。4F50秒台はこの馬を含めて4頭おり、4F51秒台もそれなりの頭数。時計の出方としては、50秒台の頭数が多い点は気になるものの、51秒台の頭数を考えれば、ごく標準的な馬場。

 ラスト1Fが最速になるラップを踏んだ馬は多かったものの、阪神JFに出走予定のサトノアリシアのように行きたがる素振りを見せながら、1F12.2秒でまとめてきたのは珍しいケース。牡馬相手のオープン特別を勝っているだけあって、力のあるところを見せているし、折り合いが気にならないような流れになってくれれば、好走して不思議ない状態にあるといってよい。

 8日。一番時計はロードヴァンドール(栗東・昆貢厩舎)の4F51.4秒。追い切り頭数が少ないこともあり、目立って速い時計は出ていないが、ラスト1Fで12秒を切った(11.9秒)カジノスマイル(栗東・石橋守厩舎)もいて、馬場状態に関しては前日とほぼ変わっていない。

 先週の馬場差が「-0.7秒」。先週のニュースにも記しているが、軽く雨が降った方が、ウッドチップが引き締まって走りやすい感じ。それに比べると、今週のチップは乾燥しているので、そこまで速い時計は出ていない。よって馬場差は7日、8日とも『±0.0秒』で記録している。

【CW/5F66.5秒】
 7日。6Fから時計を出して、5F65秒以下の時計をマークした頭数はそれなりに多い。5F65秒台の頭数もそれなりに多く、全体的な時計の出方を見れば、極端に時計を要する馬場でもなければ、出やすい馬場でもない。

 ただ、下級条件で力がない馬がテンから飛ばしていくと、終いは止まりやすい馬場。これは間違いないと思うので、現状は未勝利でも5F65秒台でラスト1Fが12秒台というような馬がいれば、すぐに勝ち上がるだけの能力があると思ってよいだろう。

 8日。朝日杯FS(12月18日・阪神芝1600m)の出走を予定しているトラスト(栗東・中村均厩舎)が、レースに向けた1週前追い切り。2回目のハローが終了した時間帯にマイネルサグラとともに入場してきた。

 1度だけ札幌競馬場で調教を見たことがあるので、当時の印象ではかなり行きたがるところがあったようだが、栗東に入厩してからはそういったところを見せていない。荒々しさがなくなり、爆発力が失われたようにも思えるが、実際には違っていて、折り合って走れる分、最後までしっかり脚を使えている。

 追い切りでも1Fごとに加速するラップに対応し、最後はきっちり先着してゴール。時計は6F84.7〜5F69.1〜4F53.9〜3F39.5〜1F12.0秒と全体時計は速すぎず、終いがしっかりした内容。前走はJRA転入初戦ということもあったと思われるだけに、環境に慣れつつある今回が本来の能力を発揮できるかどうかの試金石となりそう。

 先週の馬場差は「-0.3秒」。坂路馬場は乾いているので、先週よりも時計を要する状態になっていたが、Cコースはあまり変化がない感じ。よって馬場差は7日、8日とも先週と同じ『-0.3秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は松田国英厩舎、友道康夫厩舎が追い切りに利用。今週デビュー予定の友道厩舎ラプソディーアは新馬にも関わらず、落ち着きのある走りを見せており、いきなりから勝ち負けの状態。馬場差は雨の影響もなく通常通りなので、7日、8日とも『±0.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場の追い切り頭数はこのところずっと安定しており、7日が20頭ほど。雨が降っていない影響か、少し埃のようなものが舞うこともあり、馬場状態としてはグリップがそこまで利く走りやすさはないかも知れない。そのあたりは時計の出方にも関係しており、今週は7日、8日とも『-0.5秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

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