TCK女王盃、グラッブユアハートが人気に応え3連勝

2006年01月18日 16:10

 18日、大井競馬場で行われたTCK女王盃(4歳上牝、交流GIII・ダート1800m、1着賞金3000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円){horse=2000110237:グラッブユアハート}(牝6、美浦・畠山吉宏厩舎)がスピードの違いを見せて先頭に立ち、直線に向いて余力十分で後続を確認してから追い出すと、3連覇を狙った3番人気レマーズガールに3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分53秒8(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には外から追い込んできた6番人気テンセイフジが入った。

 勝ったグラッブユアハートは、父Deputy Commander、母Kelly Amber(その父Highland Park)という血統の米国産馬。03年1月のデビュー戦(中山・ダート1800m)に快勝。その後も順調に条件戦を勝ち上がると、04年に入りTCK女王盃、エンプレス杯(交流GII)2着、マリーンC(交流GIII)でも3着と好走し、スパーキングレディーC(交流GIII)で待望の重賞初制覇を達成した。以降、交流重賞で惜敗が続いたが、白山大賞典(交流GIII)で1年3ヶ月ぶりに勝利。前走のクイーン賞(GIII)も2着馬に10馬身差をつける圧勝と、2連勝でここに臨んでいた。通算成績21戦7勝(うち地方13戦4勝、重賞4勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手、管理する畠山吉宏調教師ともに同レース初勝利。98年に交流重賞に制定されて以来、JRA勢が5勝、地方勢4勝となった。

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