19日、園田競馬場で行われた園田クイーンセレクション(3歳牝、ダート1400m、1着賞金300万円)は、中川雅之騎手騎乗の1番人気{horse=2003105297:センパツトモ}(牝3、金沢・中川一男厩舎)が3番手追走から向こう正面で捲くりを決めると、直線では独走、6番人気ビビットプラムに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分30秒8(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気ヨシユキロマンが入った。
勝ったセンパツトモは、父アジュディケーティング、母ヤマタケマダム(その父イエローゴッド)という血統。牝系には89年テレビ東京3歳牝馬S(GIII)を制したヤマタケサリー(父サクラシンゲキ)や、88年北九州記念の勝ち馬タガジヨオー(父ハビトニー)などがいる。04年オータムセール1歳にて260万円で落札されていた。05年7月のデビュー戦(金沢・ダート900m)は2着だったが、続く2戦目で初勝利。3戦目も僅差ながら快勝し、重賞初挑戦となったプリセスC(ダート1500m)では、アッサリと逃げ切り勝ちを決めた。前走のヤングチャンピオン(ダート1700m)でも先手を奪うと、最後まで後続を寄せ付けず、重賞連勝を達成していた。今回は地元金沢から初めての遠征であったが、見事に5連勝を決め、重賞は3勝目、通算成績は6戦5勝となった。