前走のJBCレディスクラシックに続き、TCK女王盃も連覇を狙うホワイトフーガ(撮影:佐々木祥恵)
1月25日(水)に大井競馬場で行われる第20回TCK女王盃(JpnIII・ダ1800m)に美浦から出走する3頭について、管理する各調教師のコメント。なお出走を予定していたトロワボヌール(牝7・美浦・畠山吉宏)が回避したため、タマノブリュネットが繰り上がった。
■ホワイトフーガ(牝5・美浦・高木登)について、高木調教師。
「マイル戦だった前走(JBCレディスクラシック・JpnI・1着)は、力のあるところを見せてくれたと思います。前走後は放牧を挟み、このレースを目標に調整をしてきました。3走前のスパーキングレディーC(JpnIII)は58キロで勝っていますが、今回は距離が1800mになりますし、この斤量が鍵になると思います」
■タイニーダンサー(牝4・美浦・伊藤圭三)について、伊藤調教師。
「前走(クイーン賞・JpnIII・2着)以前の数戦は、わりと良い位置につけて競馬をしていたのですが、3コーナーあたりでいつも手応えがなくなってしまうレースが続きました。そこで前走はジョッキーと相談して、前半脚をためる競馬をしたところ、直線入り口では3番手に上がって2着と良い競馬をしてくれました。この馬はひるまないので、馬込みをさばく競馬も良いですね。
前走後も在厩で調整をしました。今週(1/18)の追い切りも、かなり良い動きでした。あとは週末に微調整をしてレースに向かいます。前回大井で走った時(レディスプレリュード・JpnII)は、他の馬に弾かれて外を回って途中嫌気がさしての7着なので、参考外です。右回りも問題ないですし、楽しみですね」
■タマノブリュネット(牝5・美浦・高柳瑞樹)について、高柳調教師。
「前走はポルックスS(OP・9着)でしたが、男馬に入るとやはり厳しいですね。良い時に比べて少し足りない感じはありますが、状態は良いです。今回は補欠でしたが、出られる可能性もあるかと思い、今週(1/18)も少し伸ばす追い切りをして準備をしてきました。このあと土曜日か日曜日に時計を出す予定です。大井ではレディスプレリュードで勝っていますし、ダート1800mはベストと条件は合っています。鞍上はルメール騎手になりました」
(取材・写真:佐々木祥恵)