川田騎手を背にアーリントンCの1週前追い切りを行ったヴゼットジョリー(撮影:井内利彰)
前走阪神ジュベナイルFは休み明けながら、重賞ウイナーの力を見せて掲示板を確保した
ヴゼットジョリー(栗東・中内田充正厩舎)。1月26日にグリーンウッドから栗東へ帰厩し、次走予定のアーリントンC(2月25日・阪神芝1600m)へ向けて調整中。今朝16日は1週前追い切りをCWで行っている。
川田将雅騎手を背に、
シャプレドサクレとの併せ馬。6F標識地点で2馬身ほど追走していたが、向正面では少し行きたがるような素振り。しかし折り合いを欠くというほどではなく、なんとか我慢したまま、最後の直線を迎える。
ここで追い出されると弾けるように伸びる。見た目には行きたがっているようだったが、きっちり脚はたまっていたのだろう。2馬身ほど先着して、時計は6F82.3〜5F66.9〜4F52.6〜3F38.6〜1F12.1秒。馬場状態を考えれば、特筆するほどの全体時計ではないが、終いがしっかりした動きはさすが。前走と同じ休み明けでも、予定通りレースを使えなかった前走とは違った状態での出走となりそう。
(取材・写真:井内利彰)