今年は中山牝馬Sから始動、重賞初制覇を狙うパールコード(撮影:井内利彰)
エリザベス女王杯4着の後、放牧に出されて、2月8日にグリーンウッドから栗東へ帰厩したパールコード(栗東・中内田充正厩舎)。今年の初戦は中山牝馬S(3月12日・中山芝1800m)が予定されており、今朝23日はレースに向けた2週前追い切りを朝一番のCWコースで行っている。
グレイトパール、ロードスタルディという隊列の最後方で追走。6F標識での先頭との差は1秒半はあったが、道中でその差を徐々に詰めていく感じ。それでも直線に向いた時はまだ4馬身近く追いかけていたが、手応え自体は余裕。
ラスト1F標識手前で追いつき、最後はあっさりと先着。さすがの脚力を見せたという感じだが、時計は6F84.6〜5F69.1〜4F53.9〜3F39.1〜1F12.8秒と少し遅い。これは前夜から降り続いた雨の影響をたぶんに受けたもので、数字に関しては問題ない。今後さらに動きに鋭さが増していくことだろう。
(取材・写真:井内利彰)