フィリーズレビューに向けて坂路で追い切りを行ったアズールムーン(撮影:佐々木祥恵)
3着までの馬に桜花賞(GI)への優先出走権が与えられるフィリーズレビュー(GII・芝1400m)。出走を予定している
アズールムーン(牝3・美浦・斎藤誠)が、坂路コースで追い切りを消化した。追い切り後の斎藤調教師のコメント。
「先週までは乗り役も助手もトーンが上がらなかったのですけど、日曜日(3/5)の15-15と今週でかなりトーンが上がってきました。昨年2連勝した頃のデキに近づきつつあります。良い状態でこのレースを使えて、本番に繋がればいですね。
3着以内に入る手応えも感じています。元々能力が高く、モマれなければ逃げなくても大丈夫ですし、どんなレースでもできます。ただ本番見据えるとモマれなければとも言っていられないですからね。精神的にも強くなりましたし、どういう競馬ができるかでしょう。
前走(兵庫ジュニアGP・JpnII・5着)は砂を被ったりモマれたりと負けはしましたけど、良い経験になったと思います。
スピードもありますし、現状では芝の方が持ち味が生きるでしょう。血統的にはダートが合いそうですけど、走りを見ていると姉の
エスメラルディーナよりも芝向きですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)