アルアインらとの併せ馬できっちり先着、時計も優秀だったサトノアーサー(撮影:井内利彰)
毎日杯(3月25日・阪神芝1800m)の出走を予定している池江泰寿厩舎の2頭、
サトノアーサーと
アルアインが、9日の朝一番のCWコースで
サトノクロノスを交えた3頭併せを行っている。
隊列は
サトノクロノス、
アルアイン、
サトノアーサー。前半はゆっくり、ラップは1Fごとに速まっていくという感じだったが、最も手応えに余裕があるのは
サトノアーサー。最後は最内だったが、きっちりと先着。時計は6F82.7〜5F67.7〜4F52.9〜3F38.4〜1F12.2秒と優秀だったが、この馬らしい躍動感は少し物足りなかったので、このひと追いで変わってくるだろう。
同じく毎日杯の出走を予定している
トラスト(栗東・中村均厩舎)は1回目のハローが終了した時間帯にCWコースを単走で追い切り。今年に入って、馬体の良さや走りのまとまりを感じているが、この日の追い切りも折り合いがついている。
道中少し遅いラップだったこともあるが、直線に向いてからの伸びは特筆もの。緩急がついた走りを見ていると、明らかに成長を感じるだけに、ここから長い距離を使い続ければ、必ず結果が出そうな気がする。時計は6F84.9〜5F69.1〜4F53.7〜3F39.4〜1F11.9秒だった。
(取材・写真:井内利彰)