追い切りでは先週に比べると力みが抜けた印象のサトノアーサー(撮影:井内利彰)
前走きさらぎ賞で連勝がストップしたサトノアーサー(栗東・池江泰寿厩舎)。前走後は放牧に出されて、3月7日にノーザンFしがらきから帰厩。今朝16日は次走予定の毎日杯(3月25日・阪神芝1800m)に向けた1週前追い切りを朝一番のCWコースで行っている。
アイアンマン、ベルーフを追走する最後方。道中の走りは先週に比べると力みが抜けた印象を受ける。1Fごとに徐々に速くなるラップにもしっかり対応して、最後の直線は内に進路を選んで、前を捕まえに行く。
さすがの伸びを見せて、最後はきっちり先着。時計は6F83.5〜5F67.5〜4F53.0〜3F39.0〜1F12.2秒。数字としてはあまり目立たないが、道中でしっかり脚をためることができるかどうか、それが最後の伸びに反映されるかどうかがポイントな馬。その点においては先週より上がっているのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)