3連勝でクイーンCを制したアドマイヤミヤビ(栗東・友道康夫厩舎)。前走後は放牧に出て、桜花賞(4月9日・阪神芝1600m)に向けてリフレッシュ。3月8日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩し、ここまで順調に追い切りを消化している。

　今朝29日はレースで初騎乗となるM.デムーロ騎手が感触を確かめるべく、1週前追い切りに騎乗。CWコースでアドマイヤキズナとの併せ馬を行っている。

　6F地点で1秒ちょっと後方から追走。テンから15秒を切るラップで、それなりのペースだったが、スムーズな走り。最後の直線は内から楽々と前に追いつき、ラスト1F標識手前では前に出ていた。最後は軽く仕掛けられるだけだったこともあり、そこまで伸びているという感じはなかったが、時計は6F81.1〜5F66.7〜4F52.3〜3F38.6〜1F12.2秒。

　ここまで何の問題もなく順調に調教を消化できているだけに、あとは最終追い切りを無事に終えて、自分の力を発揮してどこまでというところだろう。

(取材・写真：井内利彰)