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【大阪杯】栗東レポート〜マカヒキ

2017年03月29日 15:01

4月2日(日)に阪神競馬場で行われる第61回大阪杯(GI)に登録をしているマカヒキ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後の友道康夫調教師とC・ルメール騎手のコメントは以下の通り。

・友道康夫調教師
(最終追い切りを振り返って)
「先週までしっかりとやっていたので、今週は久々にルメール騎手には感触を確めてもらうような感じで乗ってもらいました。マカヒキは併せ馬で息を整える程度で調教をしました。
 最後はそれほどしっかり追っていないのですが、この馬らしくリズム良く走っていたと思います。
 前走もある程度自信を持って出せていたのですが、馬場などいろいろな面で最後は伸びきれませんでした。今回、一回叩いた上積みはあると思います。
 ルメール騎手とも追い切りの後話しましたが、ルメール騎手はいつ乗っても"ハッピーホース"と言っていました」

(前走の京都記念を振り返って)
「いつもなら、あそこから一つギアが入って伸びると思ったのですが、馬場が少し合わなかったのかなと思っています」

(今回のレースに向けて)
「前走のような馬場にはならないと思いますし、少々雨が降っても今の阪神ならこなせると思います。距離もやはり2000mぐらいが良いのではないでしょうか。
 フランスに行った時はムキムキというか、マッチョ系のマカヒキになっていたのですが、やはりこちらに帰ってくるとスッとした、ダービーの時のようなマカヒキの体にはなってきたと思います。
 (ダービーと)同じぐらいの出来では出走できると思います。
 4歳になって初めてのGIですが、またここからGIを勝っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」


・ルメール騎手
(最終追い切りを振り返って)
「追い切りはちょうど良かったです。息、バランスと状態を観察しました。全部良かったです。嬉しいです。マカヒキに乗るのは久しぶりです。とても嬉しいです。
 (以前乗った時と比べて)馬は変わっていません。すごく乗りやすいです。いつも頑張ってくれます。今日は余裕のある追い切りをしましたが、反応がとても良かったです。状態もとても良いと思います。休み明けからコンディションが良くなっているかもしれません」

(凱旋門賞を振り返って)
「良くなかったです。スタート前、馬のテンションが高かったです。レースの時はあまり息が入らなかったので、すぐに止まってしまいました。残念でしたが、今年はトライアルレースで良い走りをしましたので、大阪杯も自信があります」

(今回のレースに向けて)
「今回は距離がちょうど良いと思います。この間は休み明けで2200mは少し長かったです。
 今年のメンバーは強いです。キタサンブラックアンビシャスサトノクラウン、もちろんGIですから強い馬がいますが、マカヒキは日本ダービーを勝った馬で能力があります。ですから心配していません。とても自信があります。とても良い馬で、勝てるとも思います。
 今回はキタサンブラックなど逃げる馬がいるので、良いペースになるかもしれません。その場合はたぶん真ん中ぐらいのポジションになると思います。もちろんキタサンブラックをマークすると思います。しかし、一番大切なのは馬がリラックスしてほしいということです。その後はラスト3ハロンぐらいで動き出したいです。
 今年は大阪杯がGIになりました。今年のメンバーはとても強いです。良い競馬になるかもしれません。マカヒキには大きなチャンスがあるので応援して下さい」

(取材:米田元気)

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