◆宮下瞳騎手(優秀女性騎手賞)
―感想は?
「去年に続き、今年ももらえて光栄です」
―女性騎手の勝ち星新記録については?
「凄く嬉しいです。そのレースを勝った時は、それほど実感がなかったのですが、レースが終わって、周りから“おめでとう”と声をかけられると徐々に実感がわいてきました」
―87勝。名古屋で自己最高の9位でしたが?
「ベスト10入りでビックリしています。誇れる成績だと思います。自分の技術が向上したというよりも、良い馬に巡り会えた事が要因だと思います」
―騎乗機会3連勝も達成しましたが?
「オーバーな言い方かもしれませんが、あの時は無印の馬に乗っても、何に乗っても勝てるような気がしました」
―今年の目標は?
「あと6勝で400勝なので、それを目標に頑張りたいです」
◆今野忠成騎手(
ベストフェアプレイ賞)
―フェアプレイ賞の感想は?
「いや、自分は制裁がなかったのかな?というぐらいですね。特に気にしていませんでした。結果そうなったわけですけど、嬉しかったです」
―川崎6年連続リーディングですが?
「(南関には)内田さん、的場さん、石崎さんと、上には上がいますから(笑)」
―何か、注意している点はありますか?
「注意というのは、それほどありませんが、とにかく馬の力を100%出す努力をしています」
―目標、お手本にしている騎手は?
「自分より1年でも多く乗っている方は、やっぱり憧れますね」
―今年の目標は?
「ひとつでも多く乗って、ひとつでも多く勝ちたいですけど、まぁ、数よりも怪我が無いように注意していきたいと思います」
◆岩田康誠騎手(特別賞)
―感想は?
「嬉しいです」
―265勝という数字は?
「数字じゃないです。04年に落馬して、自分自身、騎手生命を危ないと感じました。何とか復帰できて、今まで以上にもう一回馬に乗りたいという気持ちがふくらみましたから、そのおかげで納得できる競馬が出来たんじゃないかと思います」
―WSJSで優勝しましたが
「運が良かったからです(笑)。4レース中、1つでも見せ場を作れればいいなと思っていましたが、まさか優勝できるとは思いませんでした」
―12月8日に3000勝を達成しましたが?
「スゴイことですが、僕一人の力で勝てたとは思っていません。園田競馬があったから、いまの僕がいるのだと、感謝しています」
―今年の目標は?
「今日、JRA試験がありました。合格することが目標です」
◆町田直希騎手(優秀新人騎手賞)
―新人賞の感想は?
「デビュー1年目でたくさんのいい馬に乗せていただきました。関係者のみなさんに感謝しています。また、新人賞は一生で1度しか取れないものなので、いい思い出になりました」
―今年度は、川崎競馬場ベスト5の成績ですが?
「こんなにうまくいくとは、思っていませんでした。今年30勝と思ってましたが、正直10勝ぐらいしかできないんじゃないかと、弱気なところもありました(笑)」
―騎乗で心がけていることは?
「いつも先生には、“同じ力の馬がいる場合は、ハナ差勝つならコースロスをしないことだ”と言われています」
―11月9日のローレル賞では、
ダガーズアラベスクの2着でしたが?
「1馬身差だったので、もう少し頑張れば勝てたかもしれないですよね(笑)」
―ローレル賞に騎乗するには、南関のルールで減量を返上しなくてはなりませんでしたが?
「こんな大きなレースに乗れるチャンスはないと思ったので、返上することにしました。今年は減量を返上したことで苦戦していますが、この減量のない方が本来のレースなので、それを克服したいです」
―今年の目標は?
「レースの勝ち負けだけでなく、その馬の(力を出した)レースができればと思っています。また、(勝鞍は)昨年よりも多く勝ちたいです」