無敗で桜花賞制覇に挑むソウルスターリング(写真は2017年チューリップ賞優勝時)
注目はなんと言っても
ソウルスターリング。ここまで無敗の2歳女王が、桜の冠も手にするか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/9(日) 桜花賞(3歳・牝・GI・阪神芝1600m)
ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は2歳時に無傷の3連勝で阪神JFを制覇。今年初戦のチューリップ賞でも、直線で楽々と抜け出し力の違いを見せつけた。能力の高さもさることながら、レースセンスも抜群で隙がない。2004年
ダンスインザムード以来、史上7頭目の無敗制覇の可能性は高そうだ。
アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)はクイーンCを1分33秒2の好タイムでV。2走前の百日草特別では、後に弥生賞を勝った
カデナ、ス
プリングS2着の
アウトライアーズをまとめて負かしており、素質の高さは疑いようがない。クイーンCから桜花賞への直行は鬼門とされている(※)が、それを覆して女王撃破なるか。M.デムーロ騎手との新コンビにも注目。
その他、チューリップ賞3着からの巻き返しを期す
リスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)、もう一頭の
フランケル産駒
ミスエルテ(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)、チューリップ賞2着の
ミスパンテール(牝3、栗東・昆貢厩舎)、3連勝でフィリーズレビューを制した
カラクレナイ(牝3、栗東・松下武士厩舎)、大崩れなく走っている
レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。
※1976年の
テイタニヤを最後に勝ち馬がいない