順調に調整が進んでおり、地方のダートでも期待できそうなサクレエクスプレス(3歳500万下優勝時、撮影:下野雄規)
6月14日(水)に川崎競馬場で行われる第53回関東オークス(JpnII・ダ2100m)に出走予定の
サクレエクスプレス(牝3・美浦・加藤征弘)。同馬は4戦目のフラワーC(GIII・10着)まで芝のレースに出走していたが、初ダートとなった2走前の3歳500万下(中山ダ1800m)で勝ち星を挙げ、ダート適性の高さを示した。
2番人気に推された前走の青竜S(OP・東京ダ1600m)では7着と敗退しているが「あのレースは重馬場だったこともあり、馬場を掴み切れていない走りをしていて、この馬本来のパフォーマンスを発揮できませんでした」と、加藤師が振り返るように敗因はハッキリしている。それだけに今回、地方の深いダートに替わるのは歓迎材料だ。
「放牧を挟んで予定通りに調整できていますし、能力的にも巻き返してほしいですね」と、加藤師は好走を期待していた。
なお、
サクレエクスプレスには武豊騎手が騎乗する。
(取材・写真:佐々木祥恵)