現地時間2日、フランスの
サンクルー競馬場で行われたサンクルー大賞(4歳上・仏G1・芝2400m・1着賞金22万8560ユーロ)は、C.
スミヨン騎手騎乗の
ザラック(牡4、仏・A.ドゥロワイエデュプレ厩舎)が優勝した。同馬はGI初制覇、母は2008年の凱旋門賞を制覇した名牝
ザルカヴァ。
10頭立てで行われ、
ザラックは後方からの競馬。道中はO.ペリエ騎手騎乗の
ティベリアン(牡5、仏・A.クエ
ティル厩舎)が逃げる展開で、直線に入ると内からG.モッセ騎手騎乗の
シルバーウェーヴ(牡5、仏・P.バリー厩舎)が抜け出すも、最後方にいた
ザラックが大外から猛然と追い込み、全馬を抜き去ってゴールした。
通算成績は12戦4勝。勝ちタイムは2分27秒76。2着は
シルバーウェーヴ、3着にはP.ブドー騎手騎乗の
アルマンド(牝4、仏・A.
ファーブル厩舎)。なお、
ドーハドリーム(牡4、仏・A.
ファーブル厩舎)は直線で騎乗していたG.ブノワ騎手が落馬して競走を中止した。