1週前としては申し分ない内容となったブラックムーン(写真右・撮影:井内利彰)
前走米子Sでレコード勝ちした
ブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎)。レース後も栗東に在厩したまま調整されており、今朝12日は次走予定の中京記念(7月23日・中京芝1600m)に向けた1週前追い切りを幸英明騎手騎乗(レースはM.デムーロ騎手)で行っている。
前走時と同じく、1週前追い切りはCWコース。今回は同厩舎ではなく、友道康夫厩舎の2頭を追いかける併せ馬となった。その先頭が
アドマイヤロケット。栗東でもCW追い切りは最も走るといってもよいくらいの攻め巧者だけに、それを2秒以上追いかける流れになった時点で時計が出そうな推測はできた。
アドマイヤロケットもそれなりに速いラップを踏んでいき、
ブラックムーンも向正面から速いラップ。最後の直線も外から前を捕まえに行ったので、もちろん追いつくことができなかった。
とはいえ、真ん中にいた
タピゾーはきっちり捕まえており、そこには先着。時計も6F78.6〜5F65.0〜4F51.7〜3F38.5〜1F12.6秒と自己ベストを更新。やはり冬場よりも夏場の方が動ける印象があるし、1週前としては申し分ない内容となったのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)