11日、中山競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝2000m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)ニシノフリーダム(牡3、美浦・鈴木伸尋厩舎)が先団追走から直線で抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分03秒5(良)。父アグネスタキオン、母は93年府中牝馬S(GIII)で3着に入ったブランドノーブル(その父シェルシュールドール)という血統。通算成績7戦1勝。
阪神4R・3歳未勝利(芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗のゲイル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、中団から差しきって優勝した。勝ちタイムは1分38秒1(稍重)。父エンドスウィープ、母ブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に04年アルゼンチン共和国杯(GII)を制したレニングラード、05年京阪杯(GIII)を制したカンパニー(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)がいる。通算成績5戦1勝。
阪神3R・3歳未勝利(ダート1400m)は、岩田康誠騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)コンプレッソ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)が直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分25秒9(重)。父Golden Missile、母Knight Prospector(その父Native Prospector)という血統の米国産馬。半兄に02年兵庫ChS(交流GIII)で2着に入ったエストレーノ(父Holy Bull)がいる。通算成績2戦1勝。
中山1R・3歳未勝利(ダート1200m)は、的場勇人騎手騎乗の2番人気リキアイカザン(牡3、美浦・的場均厩舎)が好位から抜け出し、6番人気エプソムメサイアに1.3/4馬身の差をつけて優勝した。断然の1番人気(単勝180円)ブラックプールは9着に敗れた。勝ちタイムは1分13秒1(良)。父ボストンハーバー、母はケイワンマリリン(その父Storm Bird)という血統で青森県の牧場産まれ。叔父に99年ダービー卿CT、98年函館スプリントS(共にGIII)を勝ったケイワンバイキングがいる。通算成績3戦1勝。
なお、このレースで騎乗した的場勇人騎手がJRA初勝利。父である的場均調教師の管理馬での勝利となった。
中京1R・3歳未勝利(牝・ダート1000m)は、丹内祐次騎手騎乗の3番人気イエスオアノー(牝3、栗東・崎山博樹厩舎)が逃げて優勝した。勝ちタイムは1分00秒0(稍重)。父サクラバクシンオー、母コガネセンガン(その父クリスタルパレス)という血統。半兄に03年小倉記念(GIII)で2着に入り、JRA・5勝のサンライズシャーク(その父サクラホクトオー)がいる。通算成績3戦1勝。