アロゲートは2着に破れ、生涯初の連敗を喫した(写真はドバイワールドC優勝時、撮影:高橋正和)
現地時間19日、米・デルマー競馬場で行われたパシフィッククラシック(G1・ダート2000m)に今年のドバイワールドCなどG1・4勝のアロゲートが出走。7頭立てで、馬場状態は(良)。アロゲートは「ロンジンワールドベストレースホースランキング」でトップにランクされているが、ドバイ以来の前走でまさかの大敗を喫しており、立て直せるか注目が集まっていた。
主戦のM.スミス騎手を背に出走したアロゲートは3番手でレースを進め、3コーナー過ぎから進出を開始。直線ではアロゲートと、その前を行っていたコレクテッドとアクセラレートの3頭に勝負の行方は絞られたが、ハナに立っていたコレクテッドが逃げ切った。鞍上はM.ガルシア騎手。アロゲートはコレクテッドを半馬身捕らえられず2着。アクセラレートが3着。勝ちタイムは2:00.70。
勝ったコレクテッドは父City Zip、母Helena Bay(その父ヨハネスブルグ)の4歳牡馬。この勝利で4連勝とし、G1は初制覇。アロゲートと同じボブ・バファート調教師の管理馬で、アロゲートとともにブリーダーズCクラシックに向かう見通し。