現地時間3日、ドイツ・バーデンバーデン競馬場でバーデン大賞(G1、3歳上・芝2400m)が行われ、F.ミナリク騎手騎乗のギニョール(Guignol)が逃げ切りG1・2勝目を挙げた。
6頭立てで行われたこのレース。人気を集めていたのは昨年の覇者で、その後ジャパンC出走のため来日もしたイキートス。
スタートでイキートスが立ち遅れ最後方からの競馬。先頭に立ったのはギニョール。今年の独ダービー馬ヴィントシュトース、今年のダルマイヤー大賞(独G1)2着のベストソリューションがその後ろに付ける展開。
4コーナーから直線に入り、横一線に広がっての争いとなったが、ギニョールがそのまま先頭を譲らず、昨年11月のバイエルン大賞以来のG1制覇を果たした。4コーナーではまだ最後方ながら最内を突いて追い上げたイキートスが2.1/2馬身差の2着。3着はコロマーノ。独ダービー馬ヴィントシュトースは4着。良馬場で勝ちタイムは2分32秒55。
勝ったギニョールはドイツのJ.カルヴァロ調教師が管理する5歳牡馬で、父Cape Cross、母Guadalupe(その父Monsun)。通算成績は13戦5勝。