日本競馬界の悲願、凱旋門賞を制覇することができるか(写真は16年有馬記念優勝時のサトノダイヤモンド、撮影:下野雄規)
10/1(日)は中山・阪神の2場開催。天候は中山が晴れ、阪神が晴れのち曇りの予報となっている。30日の開催終了時点では稍重だった中山のダートも回復しそうだ。
■仏・凱旋門賞の発走は日本時間23時05分
いよいよ開催当日を迎えた凱旋門賞(仏GI)。日本からはサトノダイヤモンドとサトノノブレスが参戦しており、インターネット投票に限定されているものの、国内で馬券発売も行われる。発売は10時00分〜23時01分(発走4分前)まで。英愛オークスやキングジョージで圧倒的パフォーマンスを見せたエネイブルらを破って、日本競馬界の悲願を達成することができるか。
■日本では秋のスプリント王決定戦
日本では秋のGIシリーズが開幕。第一弾は秋のスプリント王決定戦・スプリンターズSだ。前日発売の時点では昨年の覇者レッドファルクスがやや抜けた人気になっているが、最低人気のスノードラゴンでも単勝68.2倍と混戦模様のオッズとなっている。
■スプリンターズSに香港馬が参戦
そのスプリンターズSには、香港からブリザードが参戦。同レースの海外馬参戦は2015年のリッチタペストリー(6着)以来となる。2010年に10番人気で勝利したウルトラファンタジー以来の海外馬Vなるか。
■G.モッセ騎手が3年ぶりに日本で騎乗
香港馬ブリザードの鞍上はG.モッセ騎手。同騎手の日本参戦は2014年の天皇賞(春)でレッドカドーに騎乗して以来となる。本日はスプリンターズSの他、中山3R・8Rにも騎乗予定。
■阪神メインに実績馬が多数登場
阪神11Rは芝マイルのオープン特別、ポートアイランドS。今年のNHKマイルCで3着のボンセルヴィーソや、ダービー2着馬サトノラーゼン、GI馬マイネルホウオウなど実績馬が多数出走する。
■注目馬出走の中山新馬戦
3代母に牝馬3冠馬メジロラモーヌがいる、グローリーヴェイズ(父ディープインパクト)が中山5Rの新馬戦でデビューする。同馬は2016年のセレクトセール1歳にて5616万円で落札された。このレースには、おばにオメガハートランド、オメガハートロックがいるアイリッシュクライ(父ノヴェリスト)も出走する。
■セイウンワンダーの半弟がデビュー
2008年の朝日杯FSを制したセイウンワンダーの半弟、ウインシノビ(父ヨハネスブルグ)が阪神5Rの新馬戦でデビューする。既に新馬勝ちしているコスモインザハートに調教で食い下がっており、しっかり動けている印象だが、初陣を飾れるか。鞍上は松山弘平騎手。