【埼玉新聞栄冠賞】カンムル鼻差で競り合い制し重賞連勝 唯一の3歳馬が古馬を撃破

2017年10月19日 06:00

 ディアドムス(左)との競り合いを制して重賞連勝を決めたカンムル

 「埼玉新聞栄冠賞・S3」(18日、浦和)

 2番人気の3歳馬カンムルが6番人気のディアドムスとの激しい競り合いを鼻差で制し、9月の戸塚記念に続く重賞連勝を果たした。1番人気のタマモネイヴィーは懸命に追い込んだが3着までだった。

 メンバー中ただ1頭の3歳馬カンムルが、58キロの斤量を背負いながら古馬勢を見事に撃破。戸塚記念に続いて、地元浦和でのうれしい重賞Vを飾った。

 スタートは決して良くなかったが、左海は積極的にポジションを取りにいき、1周目の直線で逃げたオウマタイムの2番手に進出。2周目の向正面から早々とスパート、3コーナーからは外から並んできたディアドムスとのマッチレースとなった。

 最後は勝負強さを発揮して鼻差勝ち。左海は「ゴールを過ぎても勝ったかどうか分からなかった。本当にしぶとくて、ゴール前でもう一度盛り返した。これから大きいところを勝てる馬に成長して欲しい」と期待をかけた。

 次走について小久保師は「JBCクラシックには行かず、ダービーグランプリ(11月19日・水沢)か浦和記念(同23日・浦和)のどちらかへ」と明言。陣営は東京ダービー馬・ヒガシウィルウィンとの再戦へ照準を合わせているようだ。

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