大井でJBC開催、中央ではファンタジーS/本日の注目ポイント

2017年11月03日 06:00

史上初のGI11勝にいどむコパノリッキーに注目(撮影:高橋正和)

 3日開催の初日となる11/3(祝金)は京都・福島の2場開催。2日正午の馬場発表では、福島のダートが稍重で、それ以外は全て良。2日から3日にかけての降水確率も低く、ようやく普通の馬場で競馬が行われることになりそう。

■大井競馬場でJBC3競走が開催
 本日は大井競馬場で3つの交流GIが開催。15時45分(第7R)にJBCレディスクラシック、16時25分(第8R)にJBCスプリント、17時10分(第9R)にJBCクラシックが行われる。JBCに騎乗するJRA騎手は、C.ルメール、岩田康誠、内田博幸、蛯名正義、大野拓弥、武豊、福永祐一、松山弘平、横山典弘の9人(敬称略)。これらの騎手が不在で中央競馬が行われる。

■アウォーディー&武豊騎手、連覇なるか
 JBCクラシックには、連覇を狙うアウォーディーが登場。鞍上の武豊騎手はこのレースを8勝している。先日天皇賞14勝目を挙げた名手がさらに記録を伸ばすか。他にも、前哨戦・日本テレビ盃(GII)で1〜3着のアポロケンタッキー、サウンドトゥルー、ケイティブレイブなど、ダート界のトップクラスが集結している。

■コパノリッキーがスプリント初挑戦
 JBCスプリントの注目はコパノリッキーだろう。チャンピオンズC(GI)直行の予定を変更して、船橋の森泰斗騎手とのコンビでここへ参戦。初の1200m戦で史上初のGI(級)競走11勝目に挑む。他には、前哨戦の東京盃(GII)で地方勢ワンツーを決めたキタサンミカヅキとブルドッグボス、芝のスプリンターズS(GI)で人気薄ながら4着に食い込んだ古豪スノードラゴンらが出走する。

■ホワイトフーガ、史上初の3連覇を狙う
 JBCレディスクラシックには、史上初の3連覇を狙うホワイトフーガが登場。前哨戦のレディスプレリュード(GII)で本馬に8馬身差をつけて圧勝した3歳馬クイーンマンボが回避したため、人気は集中しそうだ。レディスプレリュードで中央馬に食い下がったララベルにも注目したい。

■京都メインは牝馬の2歳重賞、ファンタジーS
 京都11Rは牝馬の2歳重賞、ファンタジーS(GIII)。昨年はフランケル産駒のミスエルテが単勝1.4倍の支持に応え優勝した。今年は新馬戦・中京2歳S(OP)と連勝中のアマルフィコーストや、新種牡馬エイシンフラッシュの産駒で、もみじS2着のアーデルワイゼなどが出走する。

■ハクサンムーンの半妹がデビュー
 短距離路線で活躍したハクサンムーンの半妹、マリアバローズが京都5Rの新馬戦(牝馬限定)でデビューする。来日して早速重賞を制したC.デムーロ騎手とのコンビで初陣を飾れるか。他には、クルーガーの妹アリストラインや、ベッラレイアの娘カラレイアなどが出走する。

■ヴァーミリアンの半弟が芝でデビュー
 京都7Rの新馬戦にミルコメダが出走。ダートでGI・9勝、芝でも重賞を勝ったヴァーミリアンの半弟にあたる。鞍上はC.デムーロ騎手。馬名の意味は「40億年以内に発生すると予測される超巨大銀河の名」。

■京都9Rで三冠馬の弟が対決
 京都9R、近江特別(1000万)にはアッシュゴールドとモンドシャルナが出走。前者はオルフェーヴル、後者はディープインパクトの弟ということで、3冠馬の弟対決となる。他にも菊花賞馬スリーロールスの弟スリーヴェローチェや、アメリカで重賞を制したヨシダの兄ジークカイザーなどが出走する。

■内田博幸騎手らが区切りの勝利まであとわずか
 高倉稜騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、本日は京都で5鞍に騎乗。松若風馬騎手はJRA通算200勝まであと3勝で、京都で7鞍に騎乗。岩崎翼騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、京都で6鞍に騎乗。なお、内田博幸騎手がJRA通算1100勝まであと2勝、C.ルメールがJRA通算700勝まであと2勝だが、両騎手は本日JBC騎乗のため大井に遠征している。

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