5日、船橋競馬場で行われたマリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金3000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気グラッブユアハート(牝6、美浦・畠山吉宏厩舎)が道中は好位を追走し、直線に入り仕掛けると馬群の間を縫って先頭に立ち、後続を1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分38秒2(不良)。2着は2番人気レマーズガールと7番人気ジーナフォンテンが同着となった。
勝ったグラッブユアハートは、父Deputy Commander、母Kelly Amber(その父Highland Park)という血統の米国産馬。03年1月のデビュー戦(中山・ダート1800m)を制し、ダート重賞初挑戦の03年サラブレッドチャレンジC(交流GIII)も3着に好走。04年スパーキングレディーC(交流GIII)で重賞初制覇を果たした。05年白山大賞典(交流GIII)から重賞3連勝を飾り、前走のエンプレス杯(交流GII)でも1番人気に支持されたが、直線伸び切れず4着に敗れていた。通算成績23戦8勝(うち地方15戦5勝、重賞5勝)。