シュヴァルグランはあまり動かない坂路馬場でしっかり動けていた(撮影:井内利彰)
昨年はアルゼンチン共和国杯を勝って、
ジャパン3着という結果だった
シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎)。今年は京都大賞典を
ステップにして、
ジャパンC(11月26日・東京芝2400m)に参戦予定。今朝9日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースを半周した後、坂路馬場へ移動して、
ジュンテオドーラとの併せ馬。スタート地点で3馬身ほど追走していたが、1Fも進むともう真後ろまで迫っているくらいに差を詰めていた。
それだけに残り1Fになったところでの追い比べでは、どれだけ先着するかと思ったが、むしろ最後は相手の手応えに余裕があるくらい。こちらはもう一杯という感じで同入が精一杯のゴールだった。
時計は4F52.6〜3F38.3〜2F25.2〜1F12.7秒。4F時計は自己ベストを僅かながら更新している。よって、見た目の動きでは派手さはなかったものの、あまり動かない坂路馬場でしっかり動けたという判断をしてよいだろう。あとはCWで追い切った時にどのくらい動けるのか。そのあたりに注目してみたい。
(取材・写真:井内利彰)