チャンピオンズCに向けて2週前追い切りを行ったアウォーディー(撮影:井内利彰)
前走JBCクラシックは国内でのダート戦で初めて馬券圏外(4着)となったアウォーディー(栗東・松永幹夫厩舎)。レース後も調整に関しては順調、昨年同様、次走はチャンピオンズC(12月3日・中京ダート1800m)の出走を目指して調教を開始している。
昨年はレースの1週前に本格的な時計をCWコースで出しているが、今回は2週前となる今朝15日の段階に6Fからの追い切り。単走だったが、向正面から入場したCWで2週前に追い切っている。
前走時の追い切りも素軽く感じたが、今回は一度レースを使ったこともあり、前走時以上に軽快に走れている。だからといって、瞬発力があるタイプではないが、スピードを持続させていく走りは前走以上。
とはいっても時計は6F84.4〜5F68.2〜4F53.0〜3F39.6〜1F12.5秒。前走時の最終追い切りは前半から気持ち行きたがるようなところもあったので、そのあたりが修正できたと見てよいのかも知れない。やはりこの馬の場合はラスト1Fをしっかり速い時計でまとめることができるかどうかが好走凡走のターニングポイント。今回はそこをしっかりと見極めていきたい。
(取材・写真:井内利彰)