8日、福島競馬場で行われた6R・3歳未勝利(芝1200m)は、中舘英二騎手騎乗の1番人気マヤノモノポリー(牝3、栗東・坂口正大厩舎)がスタート直後からハナを奪うと、直線に入っても後続を寄せ付けず、14番人気マンノプレジデントに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分11秒4(稍重)。父エルコンドルパサー、母は00年桜花賞(GI)2着、99年阪神3歳牝馬S(GI)3着のマヤノメイビー(その父Miswaki)という血統。通算成績3戦1勝。

　福島5R・3歳未勝利(芝2000m)は、津村明秀騎手騎乗の4番人気ダイナミックルート(牡3、栗東・目野哲也厩舎)が中団から進出し、2番人気ワイルドシングスをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分03秒2(良)。父ヘクタープロテクター、母はアナスミラビリス(その父リアルシャダイ)という血統。半姉に05年スパーキングレディー、マリーンC(共に交流GIII)を勝ったトーセンジョウオーがいる。通算成績6戦1勝。

　中山5R・3歳未勝利(芝2000m)は、北村宏司騎手騎乗の1番人気ゴールドキング(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中団からレースを進め、直線先に抜け出した6番人気ダンスオールナイトを3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分03秒3(良)。父サンデーサイレンス、母ヒシバイタル(その父トニービン)という血統。母系に種牡馬のSadler's Wells、Nureyevなどがいる。03年のセレクトセールで1億円で落札されていた。通算成績2戦1勝。

　福島3R・3歳未勝利(芝1800m)は、松田大作騎手騎乗の3番人気ブロンコーネ(牝3、栗東・池江泰郎厩舎)が好位追走から抜け出し、8番人気リリコスピントに3馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。父ブライアンズタイム、母はミセスビクトリア(その父トニービン)という血統。祖母に82年エリザベス女王杯を勝ったビクトリアクラウンがいる。通算成績2戦1勝。

　阪神2R・3歳未勝利(牝、ダート1200m)は、和田竜二騎手騎乗の5番人気ナムラクニヒメ(牝3、栗東・五十嵐忠男厩舎)が、直線で2番人気ドリームプランナーとの競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分15秒2(良)。父キンググローリアス、母ケイジョイナー(その父サドンソー)という血統。全兄に94年NHK杯(GII)など重賞4勝のナムラコクオーがいる。通算成績9戦1勝。

　福島2R・3歳未勝利(ダート1700m)は、田辺裕信騎手騎乗の2番人気ローレルエルドラド(牡3、美浦・久保田貴士厩舎)が、直線外から追い込んで、先行して抜け出した5番人気トウショウノーティを1.1/4馬身差つけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒2(良)。父ステイゴールド、母ゴールデンコマーズ(その父ティンバーカントリー)という血統。伯父に02年JBCスプリント(交流GI)を制したスターリングローズ、伯母に94年4歳牝馬特別・西(GII)など重賞2勝したゴールデンジャックがいる。通算成績8戦1勝。