26日、京都競馬場で行われた京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)は、先手を取った吉原寛人騎手騎乗の9番人気ネロ(牡6、栗東・森秀行厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで粘り切り、好位追走から差を詰めた6番人気ビップライブリー(牡4、栗東・清水久詞厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒8(良)。
さらにクビ差の3着に14番人気イッテツ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が入った。なお、1番人気ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)は9着、3番人気アットザシーサイド(牝4、栗東・浅見秀一厩舎)は11着に終わった。
また、2番人気メラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)は故障発生のため、3コーナーで競走を中止した。
勝ったネロは、父ヨハネスブルグ、母ニシノタカラヅカ、その父サンデーサイレンスという血統。昨年に続く京阪杯の連覇を達成した。また、鞍上・金沢の吉原寛人騎手にとっては、これが初のJRA重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ネロ(牡6)
騎手:吉原寛人
厩舎:栗東・森秀行
父:ヨハネスブルグ
母:ニシノタカラヅカ
母父:サンデーサイレンス
馬主:西山茂行
生産者:本桐牧場
通算成績:37戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年京阪杯(GIII)