ジャパンCダイジェスト/勝ちタイムは2分23秒7(良)

2017年11月26日 18:19

シュヴァルグランがGI初制覇(撮影:下野雄規)

2017年 ジャパンC(GI・東京芝2400m/天気:晴/馬場:良/17頭立て)

 4番キタサンブラックがすんなりとハナを切り、これに15番ワンアンドオンリー、7番ディサイファなどが続いて最初のコーナーへ。2番レイデオロはスタートが速くなかった分、1番シュヴァルグランや3番ギニョールらに前に入られ中団からの競馬に。

 1コーナーを回って、キタサンブラックのリードは1馬身半。2番手にギニョールとディサイファ、さらに2馬身差でワンアンドオンリー、その内にシュヴァルグランが続く。1馬身差で8番ソウルスターリングと13番シャケトラ、この2頭の内に10番ブームタイム、さらに1馬身半後ろにレイデオロと17番ラストインパクトがいる。1馬身差で16番ヤマカツエース、2馬身開いて11番マカヒキと12番サトノクラウンが続く。2馬身離れて14番アイダホ、1馬身差で5番サウンズオブアース、1馬身差で6番イキートスと続いて、さらに1馬身半後ろの最後方が9番レインボーラインとなった。

 1000mの通過タイムは60.2秒。3コーナーに入り、キタサンブラックのリードは変わらず1馬身半。ここでサトノクラウンが外から進出を開始した。レイデオロも外めに出しつつ最後の直線勝負に備える態勢。

 直線に入り、シュヴァルグラン、マカヒキ、レイデオロ、サトノクラウンなどが横に広がって逃げるキタサンブラックを追う。そのキタサンブラックは残り400mから追い出して後続を引き離しにかかる。残り200m地点でもキタサンブラックが先頭だったが、ここで外からシュヴァルグランが襲いかかり、そのさらに外からレイデオロも上がってきた。優勝争いはこの3頭に絞られ、残り100mのところでシュヴァルグランがキタサンブラックを捕らえた。シュヴァルグランはそのまま突き抜け、最後に猛然と追い上げてきたレイデオロも完全に退けてゴール。7度目の挑戦で悲願のGI初制覇を果たした。

 2着は1.1/4馬身差でレイデオロ、3着はさらにクビ差でキタサンブラック(落鉄していたとのこと)となった。4着は4馬身離れてマカヒキ、5着にはアイルランドのアイダホが入線。サトノクラウンは追って伸びず10着に終わった。勝ちタイムは2分23秒7(良)。

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