現役時に英2歳牡馬チャンピオンに輝き、種牡馬としてもG1ホースを数多く輩出したダイイシス Diesis(牡26)が種牡馬を引退し、繁養先の米・ミルリッジファームで余生を過ごすことになった。
ダイイシスは父Sharpen Up、母Doubly Sure(その父Reliance)という血統の英国産馬。全兄にサセックスS(英G1)を制し種牡馬入りしたクリス Krisがいる。82年にデビューし、ミドルパークS、デューハーストS(共に英G1)で勝利を挙げ、英2歳牡馬チャンピオンに輝いた。通算成績6戦3勝。
種牡馬入りしてから、英オークス(英G1)、愛オークス(愛G1)、ヨークシャーオークス(英G1)を制したラムルマ Ramruma、ディミヌエンド Diminuendo、95・96年エクリプス賞(英G1)などG1・4勝のホーリング Hallingなどを輩出。日本では、96年スワンS(GII)、97年CBC賞(GII)など重賞4勝のスギノハヤカゼ、96年鳴尾記念(GII)マルカダイシスなどが活躍している。