03年の兵庫ジュニアGP(交流GIII)を制したタイセイブレーヴ(牡5、栗東・安藤正敏厩舎)が、12日付でJRA競走馬登録を抹消した。今後の予定は未定。

　同馬は父サクラバクシンオー、母サブリーナ(その父Green Forest)という血統。03年6月の2歳新馬戦で勝ち上がり。その後、2戦勝ちきれないレースが続いたが、2歳500万下、すずらん賞(OP)、兵庫ジュニアGP(交流GIII)を3連勝し、重賞初制覇を飾った。しかし、以後は精彩を欠き、04年バイオレットS(OP)で2着に入ったほかは目立った成績を残せず、最後のレースとなった05年10月30日の障害3歳上未勝利も7着に敗れていた。通算成績は23戦4勝(うち交流重賞1勝)。