父に初タイトルを届けられるか、ロードカナロア産駒ステルヴィオ(写真は2017年新馬戦優勝時、撮影:下野雄規)
12/17(日)は中山・阪神・中京の3場開催。天候は中山が晴れのち曇り、阪神が曇り時々晴れ、中京が晴れ時々曇りの予報となっている。
■2歳マイル王決定戦・朝日杯FS
阪神11Rは2歳マイル王決定戦、朝日杯フューチュリティS(GI)。前日発売の時点では、無傷の3連勝を狙うダノンプレミアムが1番人気。これに京王杯2歳S(GII)を勝ったタワーオブロンドンや、新種牡馬ロードカナロア産駒のステルヴィオが続いている。また、イシマツの加藤祥太騎手はこれがGI初騎乗となる。
■昨日の阪神芝で絶好調、ロードカナロア産駒
昨日6レース行われた阪神の芝レースは、キングカメハメハ産駒とロードカナロア(父キングカメハメハ)産駒が3勝ずつ。特にロードカナロア産駒は3頭しか出走しておらず、勝率100%という活躍を見せた。本日は朝日杯FSにステルヴィオとダノンスマッシュの2頭が出走。また阪神6Rの新馬戦では、4頭ものロードカナロア産駒がデビュー戦を迎える。
■ディセンバーS、グレーターロンドンやハートレー登場
中山11Rは芝1800mのオープン特別、ディセンバーS。安田記念(GI)4着の実績があるグレーターロンドンに人気が集中しそうだ。また、昨年2月の共同通信杯(GIII)以来のレースで、セン馬になったハートレーにも注目したい。
■アディラート、連勝でオープン入りなるか
中京11Rの三河S(1600万)にアディラートが出走。ドバイ遠征から帰国後、古馬との1000万下でなかなか勝ち切れなかったが、C.ルメール騎手と初コンビを組んだ前走で4馬身差と圧勝した。ここも勝って連勝でオープン入りなるか。
■ドナウブルーの仔イシュトヴァーンが阪神5Rでデビュー
阪神5Rの新馬戦でイシュトヴァーンがデビューする。関屋記念(GIII)など重賞2勝を挙げたドナウブルーの仔で、叔母には牝馬3冠やジャパンC連覇などGI・7勝を挙げたジェンティルドンナがいる血統。初陣を飾れるか。
■阪神6Rはエアシンフォニーに注目
阪神6Rの新馬戦にエアシンフォニーが出走。姉に秋華賞馬エアメサイア、兄に有馬記念3着2回のエアシェイディなどがいる良血馬で、上位人気が予想されている。鞍上はC.デムーロ騎手。
■中山ではウインブライトの全妹がデビュー
中山6Rの新馬戦では重賞2勝を挙げているウインブライトの全妹、ウインアイスバーグがデビューする。鞍上は柴田大知騎手。他には、ピイラニハイウェイの半妹で2016年セレクトセール1歳で4968万円のエバートロピカルなどが出走。
■船橋の森泰斗騎手が中央参戦
船橋の森泰斗騎手が中山9R・香取特別(1000万)のサイバーエレキングに騎乗するため、中央に参戦。同馬含め、8鞍に騎乗予定となっている。
■阪神10R・元町Sでロジクライが復帰
阪神10Rの元町S(1600万)にロジクライが登場。昨年のシンザン記念を制したあと、故障などで長期休養に入っていたが、ここで復帰する。他には、2億円ホースのロイカバード、レイデオロの半兄ティソーナなどが出走。