――有馬記念まで残り6日。街がクリスマスムード一色になるように、競馬界も有馬記念ムード一色。『ウマい馬券』では、地方競馬で活躍する騎手たちに有馬記念について語ってもらった。今回は、大井競馬で今なお強い輝きを放ち続ける的場文男騎手、卓越した騎乗技術・センスを持ち合わせる御神本訓史騎手、netkeibaの人気コラム「ギャロップ翼」でお馴染み笹川翼騎手に、現時点での有馬記念の見解を解説してもらった。
「いままでの実績からも、キタサンブラックに乗りたいですね。これまでのレースぶりみると、前に行かずに中団で脚をためるレースをさせたほうが良さそうにも感じます。何にせよ、最後のレースですから、有終の美を飾ってほしいですね」
そう話すのは重鎮・的場文男騎手。最後のレースを無事にと願うのは、ファンのみならず、地方騎手もまた然り。最大の関心事は「引退レースを飾るか」の一点だろう。なお、戦法は「中団待機」が面白いという意見ももらったが、果たして当日の武豊騎手の戦法はいかに!?
一方で「以前から期待を寄せていたシュヴァルグラン」に注目しているのが御神本訓史騎手。
「前走のジャパンCでは、逃げるキタサンブラックを視界に入れての4、5番手を追走。直線に入って馬群を抜け出すとぐいぐいと脚を伸ばし、最後は後続に1馬身以上つけての勝利。本当に強い競馬でした。以前から期待して見ていた一頭なので、暮れの大一番なら、この馬に乗ってみたいですね」
また「競馬が上手」とスワーヴリチャードを賞賛するのが笹川翼騎手。
「ジャパンCではレイデオロが2着など今年の3歳世代は古馬と戦っても遜色ない走りを見せていて勢いがありますよね。この馬もアルゼンチン共和国杯で古馬相手に勝っています。競馬が上手で、自信を持ってレースに臨めそうなのがいいですね。乗り方次第でチャンスがありそうです」
やはりキタサンブラック、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードに注目が集まったが、他にも、南関競馬のトップジョッキー矢野貴之騎手、森泰斗騎手にも、注目馬を聞いているので、是非「ウマい馬券」有馬記念特集ページをチェックしてもらいたい。
(取材:志賀浩子)
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◆総勢100名が有馬記念を大展望『ウマい馬券』週末をお楽しみに