4日、札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジ(2歳牝、ダート1000m)で、五十嵐冬樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)ステラクッキー(牝2、北海道・伊藤隆志厩舎)が、好位追走から直線で先頭に立つと、食い下がる2番人気モエレアクトレスを1/2馬身差競り落として優勝した。勝ちタイムは1分03秒2(良)。本馬の勝利が06年に初年度産駒がデビューする新種牡馬の初勝利となった。
勝ったステラクッキーは父アドマイヤコジーン、母ステラビギン(その父ジェイドロバリー)という血統。叔父に02年京都新聞杯(GII)など重賞2勝のファストタテヤマ(牡7、栗東・安田伊佐夫厩舎)がいる。
アドマイヤコジーンは父Cozzene、母アドマイヤマカディ(その父ノーザンテースト)という血統で、98年朝日杯3歳S、02年安田記念(共にGI)を制するなど23戦6勝(重賞5勝、海外1戦0勝)という成績で引退し、02年から社台スタリオンステーションで種牡馬として繋養されている。初年度は108頭に種付けし、76頭が血統登録をしている。