豪州で初勝利を挙げた坂井瑠星騎手(右、写真はコラム『挑戦者』より)
昨年11月からオーストラリアで修業中の坂井瑠星騎手(20歳=栗東・矢作芳人厩舎)は10日、ペノン競馬場で3鞍に騎乗し、海外初勝利を挙げた。
待望の海外初Vはこの日の1レース、ホイッスリングミカドに騎乗しての勝利。さらにこの日のメインレース、4レースのペノンカップもイッツハンフリーで勝利し、騎乗機会2連勝。そして最終5レースもチャンドルリーで2着に入り、3戦3連対の活躍を見せた。
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『挑戦者』にて「結果を出すために、環境を変える決断をしました」と語った矢先の勝利。これからのさらなる飛躍が期待される。
【坂井瑠星騎手のコメント】(JRAのホームページより)
「まず一つ勝てたことでホッとしています。今日は2勝出来ましたが、初勝利のときは日本で騎手になって初めて勝った時と同じくらい嬉しかったです。騎乗機会を与えてくださった関係者の方々には、本当に感謝しています。もう一週間アデレードで騎乗した後は騎乗場所など未定ですが、これをきっかけに引き続きオーストラリアで勝負したいと思います」