父フランケルに初の欧州GI制覇をプレゼントしたクラックスマン(提供:Racingfotos Ltd)
2017年のカルティエ賞・最優秀3歳牡馬の
クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)は、選択肢の1つだったドバイシーマクラシック(首GI・メイダン・芝2410m)を見送り、4月にフランスの新生ロンシャン競馬場で行われるガネー賞(G1・芝2100m)を目指すことがわかった。英紙レーシングポストなどが報じている。
これを受け、各ブックメーカーは1番人気を昨年の凱旋門賞(仏GI・芝2400m)で2着となった
クロスオブスターズ(牡5、仏・A.
ファーブル厩舎)にしている。日本勢では概ね3〜4番人気となっている
レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)が最上位のオッズ。
クラックスマンは父
Frankel、母Rhadegunda、その父Pivotalという血統。2016年にデビューし、英ダービー3着、愛ダービー2着とGIで惜敗が続いていたが、昨年10月の英チャンピオンS(GI・芝2000m)を7馬身差の独走で優勝、念願のGIタイトルを手にした。