100万馬券的中の予想家が考える皐月賞のキーマン2人とは!?

2018年04月13日 18:00

トキタショウケイ氏が注目する1頭、若駒Sを逃げ切ったケイティクレバー

 いよいよ今週末に迫った3歳牡馬クラシックの第一弾・皐月賞。大本命のダノンプレミアムが回避したものの、そのダノンプレミアム以外には負けていないステルヴィオ・ワグネリアンや、別路線から2戦無敗で臨むキタノコマンドールなど、多士済済の一戦。

 やはり有力勢で決まる堅いレースとなるのか、伏兵の台頭もありえるのか? 100万馬券的中の実績もある予想家・トキタショウケイ氏に皐月賞の現時点での見解を、大穴を獲る秘訣なども併せて一問一答形式で回答してもらった。トキタ氏が“キーマン”として挙げたのは、展開のカギを握る伏兵2頭の鞍上だった。

【Q1】あの衝撃の100万馬券から一年たちました、当時と今とで、何か変化はありますか?

 予想スタイルは大きく変わっていませんね。当時は予想家デビューしたばかりでしたので予想だけに集中していましたが、今は毎週多くの方が私の予想を買っていただいているので、プレッシャーを感じるようにはなりました。趣味で予想をする立場と、予想を買っていただく立場はこんなに違うんだなと。ただ、的中できなかった時は申し訳ない気持ちになりますが、そこで弱気にならずに自分のスタイルを貫くようにしています。

【Q2】大穴を獲る秘訣は何かあるのでしょうか?

 自分が上位にくると思った馬と、実際の人気が違う時ほどチャンスです。だから、前評判や予想オッズなどは、なるべく最後に確認するようにしています。あとは、自分の予想を信じられるか、ですね。

【Q3】前哨戦の弥生賞でダノンプレミアムが強い勝ち方をしました。残念ながら回避となりましたが、ダノンプレミアムについてはどう思われますか?

 皐月賞に出ていたら、勝っていた可能性は高いと思います。先行できて、終いもしっかりと、死角はほとんどありませんでしたから。徹底マークされたとしても凡走は考えにくい。この時期の3歳馬は距離適性よりもその時点での能力で決まることがほとんどなので、ダービーに出てきたら当然最有力候補でしょう。

【Q4】さて、今年の皐月賞。ズバリ注目している馬と、その理由を教えていただけないでしょうか。

 アイトーンとケイティクレバーの2頭に注目しています。枠順によりますが、2頭とも逃げたいので、どちらかが譲ってあっさり隊列が決まるのか、それとも譲らず2頭が競ってしまうのか、それとも他馬が逃げることになるのか。この読み次第で予想も変わってきます。鞍上の国分恭介騎手と浜中俊騎手がキーマンになるでしょう。

【Q5】この春のGIシーズン、“トキタショウケイさんが波乱を予感しているレース”などございましたら、教えていただけないでしょうか。

 出走馬が決まっていないので断言はできないですが、皐月賞以外だと、天皇賞・春、ヴィクトリアマイル、安田記念は荒れやすいと思います。とくに天皇賞・春は3000mを超えるレースがほとんどないので距離適性を判断する材料が少なく、前哨戦の距離もバラバラ、スローの終い勝負になって生粋の長距離馬が馬券に絡めないこともあるので、他GIに比べて荒れる要素は多いと思います。

【Q6】ありがとうございました。では最後に意気込み、読者の方へメッセージをいただけないでしょうか。

 ダノンプレミアムが回避したことで、皐月賞は混戦になりました。現時点で抜けた存在はいないと思うので、大穴を狙いにいきます。


新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。