中山競馬場に到着したワグネリアン(撮影:花岡貴子)
14日午後、明日の皐月賞(GI)に出走予定の関西馬がすべて中山競馬場に到着した。ほぼ見込みどおりの到着で、特に大きなトラブルに巻き込まれた様子はなかった。詳しい到着時刻は以下のとおり。
午後3時04分 ダブルシャープ、サンリヴァル
午後3時19分 スリーヘリオス
午後3時25分 アイトーン、グレイル
午後3時29分 タイムフライヤー
午後3時33分 エポカドーロ
午後3時39分 ジュンヴァルロ、ワグネリアン
午後4時01分 ケイティクレバー
※ジャンダルム、キタノコマンドールは午前11時53分に到着済み。レポートは別掲。
ワグネリアンは前回、弥生賞で中山競馬場での滞在時に強風による物音などに惑わされた。
「二走前の東京では特に問題なかったので初めての競馬場が嫌だったわけではないと思います。気負っていたにも拘わらず、弥生賞はよく走ってくれました。今回は普段から馬房も隣同士のジュンヴァルロが一緒で、見慣れた顔が隣にいることで安心感があるようです。落ち着いています」(担当の藤本助手)
中山競馬場はちょうど午後3時過ぎからポツポツと雨が降り始めた。
「ワグネリアンは道悪は二戦目で経験していますし、あまり心配はしていません」
ただし、今の中山は内が荒れた馬場状態は気になるようだ。
「この馬の無事は瞬発力。それが削がれなければいいなと思っています」
(取材・文:花岡貴子)