「レッツゴードンキと息を合わせて直線に向かいたい」という岩田騎手(撮影:花岡貴子)
■レッツゴードンキに騎乗予定の岩田康誠騎手
――前走の高松宮記念を振り返ってください。
岩田 本当に毎レース毎レース一生懸命走ってくれます。
――本当に惜しいレースでしたね。
岩田 はい。ちょっと仕掛けが早かったというのはありましたが、勝ちにいっての2着でした。
――今年はどのような感じでしょうか?
岩田 昨年とはまた違う感じです。すごく馬体はふっくらしています。馬体重も増えてますし、しっかりしていていいことだと思います。精神面は全然落ち着いています。年齢とともに落ち着きが出てきたのでは、と思います。
――調教には騎乗していらっしゃいませんが、そのあたりは?
岩田 僕が乗ってしまうとテンションが(必要以上に)上がってしまうので、厩舎のほうで調整してくれています。
――見ていて、どのように感じますか?
岩田 高松宮記念のあたりから馬体が本当にふっくらしていて、すごくいいなと思いますね。
――過去2回のヴィクトリアマイルの敗因は?
岩田 昨年にしても、ちょっと出して行き過ぎたかなというのはありました。今年は出たなりの位置で折り合いに専念して、直線に賭ける競馬を心掛けていきたいと思います。
――レッツゴードンキに懸ける想いは?
岩田 GIがすぐそこまできているのに逃しているので、もうひとつGIをとらせてあげたいです。いいパフォーマンスが出来たら、必ず結果は出てくると思います。
――このところ、岩田騎手は好調ですね。
岩田 はい。まぁ、ボチボチと(ニッコリ)。
――意気込みを。
岩田 本当にすごいチャンスだと思います。レッツゴードンキと息を合わせて直線に向かいたいなと思います。
(取材・文:花岡貴子)