ダノンプレミアム日本ダービーへ順調そのもの(撮影:井内利彰)
皐月賞回避後も栗東に在厩したまま、日本ダービー(5月27日・東京芝2400m)に向けて調整を続けている
ダノンプレミアム(栗東・中内田充正厩舎)。今朝17日はレースに向けた1週前追い切りをCWコースで行っている。
朝一番、川田将雅騎手が跨り、
ダノンレーザー、サヴィを追走する形。6F標識で先頭との差は5馬身ほどあったが、行きたがるような素振りは見せていない。むしろ落ち着いて走れている印象で、その差を保ったまま、3コーナー、4コーナーを通過していく。
最後の直線に向く際、2頭の外へ進路を選んだこともあり、一瞬、差を広げられて、残り350mの地点ではとても追いつきそうにない位置。ところがエンジンが点火すると、加速は一瞬。あっさりと前に追いつき、ゴールでは先着に見える脚色だった。
時計は6F79.0〜5F64.1〜4F50.4〜3F36.8〜1F11.5秒。この時計を平然とした感じで出してくるあたりが、この馬のすごいところ。調教内容を見るかぎりはここまで順調といった感じがする。
(取材・文:井内利彰)