現地時間21日、仏・ロンシャン競馬場で行われたサンタラリ賞(3歳牝、仏G1・芝2000m)は、I.マンディザバル騎手騎乗の1番人気ジェルマンス Germance(牝3、仏・J.ルジェ厩舎)が、2番人気サナヤ Sanayaに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分05秒10(重)。さらに短首差の3着には6番人気アリックスロード Alix Roadが入った。
勝ったジェルマンスは、父Silver Hawk、母は日本で3戦1勝の成績を残したゲイリーティアラ(その父Caerleon)という血統の米国産馬。叔母に00年フィーユドレール賞(仏G3)を制したエグロン Aiglonne(父Silver Hawk)がいる。04年キーンランドセプテンバーイヤリングセールにて20万ドルで落札されていた。05年11月のデビュー戦から前走のペネロープ賞(仏G3)まで3連勝を飾り、今回の勝利で無敗のG1馬となった。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。