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混戦ムードのグランプリ、好走の条件とは/宝塚記念展望

2018年06月19日 06:00

6歳にしてGIの舞台にたどり着いたパフォーマプロミス(写真は18年日経新春杯優勝時)

 春のグランプリとして年末の有馬記念と対をなす存在だが、秋の古馬路線が天皇賞→ジャパンC→有馬記念と定まっているのとは対照的に、宝塚記念に至る各馬のローテーションはバラエティに富む。臨戦過程が様々な馬が一堂に会するのが宝塚記念の華やかなところであり、また難しさでもある。

1.格は当てにならない

 過去10年の勝ち馬のうち、エイシンデピュティ、ナカヤマフェスタアーネストリーラブリーデイサトノクラウンの5頭はここが国内G1初勝利。実績面で格下と見られる挑戦者が互角以上に戦えるレースである。

2.休み明けは厳しい

 「前走が3月以前だった」という馬が3着以内に入ったのは、過去10年で2回のみ。いずれもドバイ帰りだったジェンティルドンナ(2013年3着)とドゥラメンテ(2016年2着)で、いずれも断然人気になりながら勝ち損ねる形だった。両馬を含めて、前走が3月以前だったという馬は、30年以上勝利がない。4、5月にレースを使えなかった馬は割引が必要だ。

3.スランプが続く馬の復活は難しい

 過去10年の勝ち馬で前走も勝っていた馬は3頭だけと、敗戦から巻き返す馬が少なくないレースだが、前2走とも連対を外していた馬の勝利は2011年のアーネストリーだけ。アーネストリーも前走金鯱賞が3着で、前々走は前年秋の天皇賞を3着と好調を持続していた。スランプに陥った実績馬の復活は簡単ではない。


 パフォーマプロミスは3歳9月のいわゆる「スーパー未勝利戦」でデビュー勝ち。3、4歳時にはわずか4戦しか使えなかったが、体質の弱さが抜けてきた昨年春以降は3着以内を外すことなく出世を重ねて、6歳にしてGIの舞台までたどり着いた。相手なりに走れる反面、突き放して勝つような決め手には欠ける。一昨年の勝ち馬マリアライトに似たタイプで、前走目黒記念の惜敗は気にしないでいいだろう。戸崎圭太騎手との相性も[2-1-0-0]と抜群で、道悪や直線が短いコースにも実績がある。今の充実ぶりならばGI実績馬相手でも。

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