30日にカナダのウッドバイン競馬場で行われたハイランダーS(G1・芝1200m・9頭)は、中団後方で進めたF.ジェルー騎手騎乗のロングオンヴァリュー(牡7、米・B.コックス厩舎)が、直線で外から各馬を一気に差し切り、最後は2着のレディアレクサンドラ(牝4、米・H.モーション厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは良馬場で1:07.13。
3着にはホールディングゴールド(セ5、加・M.カッセ厩舎)、4戦無敗でここに臨んだインプリミス(セ4、米・J.オルセノ厩舎)は6着に終わった。
ロングオンヴァリューは父Value Plus、母Long Message、その父Orientateという血統。昨年のアルクォーツスプリント(G1・芝1200m)で2着などの実績はあったが、今回G2から昇格した一戦を制し、初のG1タイトル奪取となった。