23年のエリザベス女王杯を制した
ブレイディヴェーグ(牝5、美浦・宮田敬介厩舎)が4日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖馬になる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。
同馬は父
ロードカナロア、母インナーアージ、母の父ディープインパクトの血統。叔母に15年の牝馬二冠馬
ミッキークイーンがいるほか、近親には
ショウヘイや
エピファニーなどの活躍馬が並ぶ。
22年8月のデビュー戦は2着に敗れたが、年明け2月の未勝利戦で初白星をマークすると、続く6月の1勝クラスを快勝。同年秋には重賞初挑戦のローズSで2着に入ると、優先出走権を手にした秋華賞には向かわず、エリザベス女王杯で重賞初制覇を飾った。その後は1年近い休養を挟んだが、復帰戦の24年府中牝馬Sで2つ目のタイトルを獲得。今年の
ジャパンC6着がラストランとなり、通算成績は13戦4勝(うち重賞2勝)。
(JRAのホームページより)