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サンデーTC

フロンティアなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

2018年07月05日 12:30

ひと追いで調子を上げてきそうなフロンティア(撮影:井内利彰)

 今週の栗東は4日までは雨の影響を受けていないが、5日は4日夜から降り続く雨の影響を大きく受けている。3日、4日はかなり蒸し暑い状態だったが、5日は前日に比べるとマシといってよい。

 5日の調教終了後も雨が音を立てて降り続いており、週末にかけてもかなりウッドチップの状態が悪くなっていくものと思われる。水曜、木曜の追い切り時計だけでなく、週末の追い切り時計を確認している方は馬場状態は気にするべきだろう。

【坂路/4F51.9秒】
 4日。一番時計はゴールドクイーン(栗東・坂口正則厩舎)の4F49.1秒。来週のバーデンバーデンC(7月15日・福島芝1200m)を予定しており、ある程度しっかり負荷をかける意図でこの時計を出したようだが、ノーステッキでこの数字。これまでの自己ベストが4F51.7秒なので、かなり速い時計になったが、前走がスプリント重賞を勝っているように、このくらいのスピードを出せる馬ということだろう。

 5日。一番時計はジュンヴァルカン(栗東・友道康夫厩舎)の4F50.1秒。詳細ラップを見ると、2F目が11.5秒で最も速く、その後は減速し、4F目は13.5秒と失速している。他の追い切りに関しても、テンから飛ばし気味にいくと、最後は止まり加減。たっぷりと水分を含んだウッドチップがかなり重たい状態になっていることはまちがいない。

 先週の馬場差は「-0.3秒」。今週4日は先週からの馬場状態がほぼ変わらないといった印象なので『-0.2秒』で記録。5日に関しては、明らかに雨の影響を受けた馬場になっているので『+0.5秒』で馬場差を記録している。

【CW/5F66.0秒】
 4日。先週の時点でかなり走りやすい状態だったが、それが今週も継続している印象。6F80秒切りの頭数は多いし、82秒台くらいなら軽く終いも11秒台というラップを踏んでいる。

 6F82.0秒、1F12.2秒と時計的には水準だったが、数字以上に躍動感ある動きだったのがノーブルカリナン(栗東・友道康夫厩舎)。M.デムーロ騎手が跨っていたが、3頭併せの最後方で最後は楽々と前に追いつく動き。休み明けになるが、状態が良いというだけでなく、成長という伸びしろも感じる動きだった。

 5日。坂路ほどではないにせよ、雨の影響を受けて、前日よりは時計を要する馬場になっている。

 朝一番に中京記念(7月22日・中京芝1600m)に向けて追い切ったフロンティア(栗東・中内田充正厩舎)。アメイジングライトらとの3頭併せだったが、時計は6F86.3秒、1F11.7秒。レースの2週前ということを考えれば、全体時計はこんなものかも知れないが、動き自体が少し地味。中京芝1600mはデビュー勝ちした舞台だし、夏開催は新潟2歳Sで重賞勝ち。このひと追いで調子を上げてくるのかも知れない。

 先週の馬場差は「-0.9秒」。4日はここまで速くないにしても、やはり基準時計よりは速い馬場なので『-0.5秒』で馬場差を記録。5日に関しては、雨の影響があるので『-0.2秒』で馬場差を記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は4日に新馬、中内田充正厩舎の追い切りが数頭。雨の影響がなかったので、少しは馬場状態も回復傾向にある。なお5日はかなりの雨量だったので大きく影響を受けている。よって今週の馬場差は4日が『±0.0秒』、5日は『+1.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場の追い切り頭数は先週とほぼ同じくらい。時計の出方もかなり安定している。今週の馬場差は4日、5日とも『+0.0秒』で記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・文:井内利彰)

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