開成山特別は障害絶対王者オジュウチョウサンが勝利(撮影:下野雄規)
7日、福島競馬場で行われた開成山特別(3歳上・500万・芝2600m)は、スタートを決めて好位につけた武豊騎手騎乗の1番人気
オジュウチョウサン(牡7、美浦・和田正一郎厩舎)が、2周目3〜4コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の3番人気
ドリームスピリット(牡3、美浦・武藤善則厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分42秒3(稍重)。
さらにクビ差の3着に5番人気
コンボルド(牡4、美浦・中川公成厩舎)が入った。なお、2番人気
グリントオブライト(牝5、美浦・戸田博文厩舎)は4着に終わった。
勝った
オジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット、その父シンボリクリスエスという血統。障害絶対王者の4年8か月ぶりの平地挑戦で、福島競馬場は朝から同馬のグッズ売り場に長蛇の列ができるなど大盛況。単勝オッズでも2.0倍の1番人気に支持されたが、そのファンの期待に応え、王者の実力を見せつけた。
オジュウチョウサンはこれで2016年中山グランドジャンプからの10連勝を達成。平地で1勝(初勝利)したことで、平地重賞への出走もできるようになった。秋の大目標は大障害か有馬記念か、今後もこの
アイドルホースの動向からは目が離せない。