桜花賞3着馬ソーマジックの娘マジックリアリズム(撮影:佐々木祥恵)
今週の福島競馬でデビューする注目の2歳馬3頭について、関係者のコメント。
【7月21日(土)】
■福島5R 芝2000m
ボスジラ
(牡2・美浦・国枝栄 父ディープインパクト 母ミスパスカリ 母父Mr.Greeley 全兄に2016年のスプリングS・GII勝ちのマウントロブソン)
国枝調教師
「初戦も楽しみですが、将来も楽しみな血統ですね。先週は追い切りで少しモタついたところがありましたが、今週(7/18)の動きは良かったです。気持ちがさほど高ぶり過ぎないのは良いですし、長めの距離の方が良さそうですね」
■福島6R 芝1200m
ゲットリズム
(牡2・美浦・林徹 父ハービンジャー 母メイカ 母父ダンスインザダーク 祖母は1996年の高松宮杯・GI、スプリンターズS・GIを勝ったフラワーパーク)
林調教師
「坂路を中心に乗り込んでいて、先週はジョッキーが乗ってしっかりと追い切っていますので、今週は調整程度の追い切りでしたが、力は出せる仕上がりだと思います。素直でコントロールもきいて乗りやすい馬なので、初戦から好走が期待できそうです」
【7月22日(日)】
■福島5R 芝1800m 牝馬限定
マジックリアリズム
(牝2・美浦・尾関知人 父ディープインパクト 母ソーマジック 母父シンボリクリスエス 母は桜花賞3着馬)
尾関調教師
「先々週ジョッキーが乗って思ったより速くなりましたし、気持ちが入りやすいので、先週は控えめに追い切りました。今週はウッドチップコースでジョッキー(石橋脩騎手)が乗って追い切っています。折り合いやハミの取り方が良かったと、ジョッキーも良い感触を持ってくれていますね。気持ちのコントロールがうまくいけば、3歳牝馬同士のオークスなどある程度距離は持つポテンシャルはあると思いますが、今回1800mで走らせてみてどのような競馬ができるかですね」
(取材・文:佐々木祥恵)