終いの瞬発力は申し分ないセカンドテーブル(撮影:井内利彰)
前走CBC賞は3着だったセカンドテーブル(栗東・崎山博樹厩舎)。前走後も在厩のまま調整されており、今朝1日は次走予定の北九州記念(8月19日・小倉芝1200m)に向けた2週前追い切りを行っている。
主戦でもある水口優也騎手が跨って、CWコースで単走。以前は向正面から抜群の行きっぷりで全体時計も速いというのが追い切りの特徴だったが、最近は全体時計をセーブ気味という感じが多い。今朝も向正面ではゆったりしたラップ、最後の直線に向いてから加速という、緩急のついた動き。
ゴール前の伸びは素晴らしく、時計は6F85.7〜5F69.1〜4F53.6〜3F38.4〜1F11.2秒。終いの瞬発力は申し分なかった。追い切り後、厩舎へ戻っていく歩き姿を見ても活気に溢れており、状態は前走よりも確実に良くなっている。重賞勝ちは2歳時の京王杯2歳S(2014年)から遠ざかっているが、ここは最大のチャンスといった感じもする。
(取材・文:井内利彰)