7日、大井競馬場で行われたダービーWeek第3弾・東京ダービー(3歳、南関東G1・ダート2000m、1着賞金4500万円)は、町田直希騎手騎乗の12番人気
ビービートルネード(牡3、川崎・武井榮一厩舎)が、好位追走から直線内から馬群を割って伸びると、先に抜け出した6番人気
トキノシャンハイをゴール前クビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分07秒5(良)。さらに1馬身差の3着には逃げた2番人気
サンキューウィンが入り、1番人気に推された
シャイニールックは4着に敗れた。なお、上位2頭には7月12日に行われるジャパンダートダービー(交流GI)の優先出走権が与えられる。
勝った
ビービートルネードは、父タヤスツヨシ、母ノースハッピー(その父メンデス)という血統。05年7月に北海道・林和弘厩舎からデビュー。ホッカイドウ競馬では勝ち星を挙げられず、12月に川崎・武井榮一厩舎に転厩した。移籍初戦で初勝利を挙げた後は勝ち切れないレースが続いたが、前々走の菖蒲特別(船橋・ダート1600m)で2勝目を挙げると前走の
ハナミズキ特別(川崎・ダート1600m)も続けて制し、今日の勝利で3連勝を飾ると共に、重賞初挑戦でダービー制覇を果たした。通算成績14戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の町田直希騎手(18、川崎・秋山重美厩舎)はデビュー2年目で、初重賞制覇が東京ダービーとなった。