J.モレイラ騎手騎乗のナックビーナスが重賞初制覇(撮影:高橋正和)
26日、札幌競馬場で行われたキーンランドC(3歳上・GIII・芝1200m)は、好スタートから先手を取ったJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気
ナックビーナス(牝5、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の4番人気
ダノンスマッシュ(牡3、栗東・安田隆行厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒4(稍重)。
さらにクビ差の3着に9番人気
ペイシャフェリシタ(牝5、美浦・高木登厩舎)が入った。なお、2番人気
レッツゴードンキ(牝6、栗東・梅田智之厩舎)は5着同着、3番人気
ムーンクエイク(セ5、美浦・藤沢和雄厩舎)は9着に終わった。
勝った
ナックビーナスは、父ダイワメジャー、母レディトゥプリーズ、その父More Than Readyという血統で、これが待望の重賞初制覇。本馬はこの勝利で、9月30日に中山競馬場で行われるスプリンターズSの優先出走権を獲得した。また、鞍上のJ.モレイラ騎手にとってもこれが初のJRA重賞制覇となった。