2日、小倉競馬場で行われた小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)は、好位でレースを進めた武豊騎手騎乗の3番人気ファンタジスト(牡2、栗東・梅田智之厩舎)が、直線に入って抜け出し、内を突いて脚を伸ばしてきた13番人気アズマヘリテージ(牝2、栗東・河内洋厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒9(良)。
さらにクビ差の3着に9番人気ミヤジシルフィード(牡2、栗東・川村禎彦厩舎)が入った。なお、1番人気シングルアップ(牡2、栗東・寺島良厩舎)は6着、2番人気ルチアーナミノル(牝2、栗東・本田優厩舎)は8着に終わった。
勝ったファンタジストは、父ロードカナロア、母ディープインアスク、その父ディープインパクトという血統。7月15日の新馬戦(中京)に続くデビュー2連勝で重賞制覇を果たした。また、鞍上の武豊騎手は昨年のアサクサゲンキに続く小倉2歳S連覇となった。